時計の記事
ウィンブルドンまで365キロ・・・
パリの郊外にある、ローランギャロスにやって来ました。
第1・コートで試合を観戦しつつ
と、同時に8会場で試合を行っているので
明日の試合に備えて練習してる選手も
ところどころのコートに普通~ にいるので
自由に目の前で見ることができるので楽しめます♪
昨年準優勝のサフィーナ選手。
明日は我らの、伊達さんと試合です
若干20歳。今後の活躍が楽しみ!
彼が今大会、話題を振りまいているのが
『 時計! 』
そう、時計を付けたまま試合に出場。。。
試合中に邪魔じゃないの???
な~んて。。。周囲の雑音を気にせず
ナダルらしい、ファッションと時計への拘りですね♪
「 リシャール・ミル 」
知る人ぞ知る、スイスの超・高級時計ブランドです。
伝統を重視する時計業界において、
人工衛星やスペースシャトル、F1で使用されるハイテク技術や素材を
時計の世界にも応用し、耐久性、軽さ、技術を実現・・・
最先端の科学と頭脳を注入し、高級時計界の常識を覆してきた革命児です。
こちら
世界限定50本、
値段は5000万円・・・
( 目が飛び出そう )
ですが
既に完売です。。。
天才の頭脳(作品)への憧れなのでしょうね
19世紀の初頭、パリで大活躍した超・天才時計師
時計界の神様「アブラハム・ルイ・ブレゲ」は
ルイ・モネの素晴らしい才能に惚れたため
ブレゲ邸に彼の部屋を作り彼に住んでもらい、
毎日のように時計について相談したそうです・・・
つまり、世界最高峰と云われてきたブレゲの芸術作品の数々が
実はルイ・モネの影響を受けているという事実・・・
全くと言っていいほど 知られていません。。。
ルイ・モネの才能は幅広く
フィレンツェ、ローマに在住時は
彫刻、建築、絵画の世界でも才能を発揮し数々の素晴らしい作品を残しています。
パリでは、時計技術協会の会長として
多くの時計師の育成の援助に力を注ぎました。
と同時に、芸術アカデミーの教授として
ルーブル宮殿(今のルーブル美術館)に住みながら活躍し
他にも様々な学術団体でも活躍しました。
格調高い手作りの時計を世に送り出し、
それらの作品は現在も
ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿、ピッティ宮殿、
ワシントンのホワイトハウスなどに展示保管されています。
このような偉業を成し遂げた時計師はルイ・モネだけです
また彼はその時代最も価値ある本として知られた時計製造に関するバイブル
『時計技術概論 』を書くために人生の20年間を捧げました。
この本は今でも多くの時計師の創造的発想の原点となっています。
ルイ・モネの名を冠した時計は、
全てのモデルが限定生産で
手作りで作られてるヴィンテージ・ウォッチです。
彼の時計に触れると
ルイ・モネの歩んだ200年の歴史
彼の時計や芸術への想い、
その素晴らしい価値観を共有できます。
卓越した職人技、美しい芸術への敬愛。。。
現オーナーのジャン・マリー・シャラーさん
ルイ・モネが今、製作途中??の
「タイム・マシーン」で一緒に遊んじゃいました^^
まだ完成してないので
未来に行くことはできるけど、戻ることができないと言う・・・
こ、怖い。。。
時計や芸術への熱い情熱を持った紳士です!
ルイモネ・・・
最近、僕が心魅かれる美しい時計です
ブルーのエナメルで美しく彩られたこの作品は
「モントレ・ア・タクト」
時計界の神様と称される天才時計師ブレゲの懐中時計です。
ケースに置かれたダイアモンド矢印形の針と、
ケース外周の突起を触ることで
時刻がわかるようになっています。
いつかは手に入れたいと夢に描いていますが
1799年の貴重な逸品なので美術館でしか見ることができません。。。
そう、 ここはヴァンドーム広場にある
ブレゲ・ミュージアムです。
うちのお店から、徒歩5分のところにあるので
時間を見つけてはよく鑑賞に来ています♪
アブラアン-ルイ・ブレゲが亡くなる1823年までに作られた時計は
約4000個と云われています。
独創性と芸術性を重んじたブレゲは、1点1点に独自の特徴を加えた為、
おなじ時計がほとんど存在しませんでした。
その多くが、王侯貴族や時の富裕層に渡り今日まで所有されてきた為
現在もオークションでは高額な価格で
美術館への買い戻し作業が行われています。
こちらの方がエマニュエル・ブレゲさん。
創業者アブラアン・ルイ・ブレゲの7代目で直系子孫です。
温厚な性格の彼はいつも優しく迎え入れてくれます。
彼はブレゲ・ブランドの経営とともにブレゲ・ミュージアムの館長を務め
ブレゲ家の芸術的遺産を守り、世に伝える活動を行っています。
みなさんも是非訪れてみて下さい♪