車で30分・・・
パリの郊外にやって来ました。
緑豊かな木立を抜けると
綺麗な建物が見えてきました。
自由な平面に、 水平連続窓、 自由な立面・・・
そう
僕の大好きな建築家、ル・コルビジェ の 『サボワ邸』 です。
コルビジェは、フランク・ロイドライト、ミース・ファン・デル・ローエと並ぶ
近代建築の三大巨匠です。
こちらが玄関です。
彼の建築物はいつも階段や柱に拘りがありますね。
広い リビングです。
LC1(コルビジェデザインの椅子の名称です)に座って夢実現。。。
この椅子に子供の時から憧れ
9年前にパリ在住時にオーダーして
今は我が家に・・・以来ずっと愛用して離せません。
この椅子はモデュロール、彼の発明した人体の黄金比に基づいて作られているので
長時間座っていても全く疲れません。
リビングは
窓が大きくとってあり
中庭と空を眺めることができ
とても開放的です。
(ここは2階です。)
モダンですよね。80年前のデザインとは
思えませんね・・・
白を基調にしたキッチンからは
芝生の庭の眺めもGOODです。
これなら料理を作るあいだも楽しい時間を過ごせそうですね。
屋上庭園です。これも彼の発明です
いやー
コルビジェはやっぱり素晴らしいですね。。。
この建物が作られたのは確か1929年
その当時のヨーロッパは、伝統的な石積みの建物しかまだ存在しなかったはず・・・
そんな時代に、いきなりコンクリートと鉄筋を使用して
こんなに無機質でモダンな建築を考案してしまうなんて。
フランスが最も大切にする歴史や伝統に思いっきり背を向け
全く新しい価値観、合理的かつモダニズムを提唱してしまう・・・
やはり天才ですね。
次回はチューリッヒにある
コルビジェ・センターに行ってみたいですね。
ちなみに東京の国立西洋美術館も 彼の作品ですよね。