時刻は9時です。
夜の・・・
最近ますます日が伸びてきた感じがします。
特設会場のレッドカーペットを昇り
リュクサンブール宮殿の会場は
観衆でいっぱいになりました。
「 リゴレット 」 開演です♪
原作はヴィクトル・ユーゴの戯曲 『逸楽の王』
王のモデルは時の王、フランソワ1世・・・
当時のフランスでは内容が過激との理由で
上演初日で禁止に。。。
「王様の女遊びをネタにした話」だったので
国を治める側として都合が悪かったのでしょう・・・
情報規制というやつです。いつの時代も同じですね。。。
そこでヴェルディは、 権力者にとって 都合の悪い
登場人物や内容は訂正し
オペラ化に成功!
ヴェルディの名は知れ渡り、大傑作となりました。
( 話のあらすじ )
好色美男な公爵に仕える道化のリゴレット。リゴレットには愛娘ジルダがいた。
ジルダは公爵と恋に落ち捨てられるが、公爵への愛は消えない。
娘の傷を知ったリゴレットは怒り、殺し屋に大金を払い公爵を殺害するよう依頼する。
しかし、殺し屋の妹も公爵を愛していた為、兄 に殺害中止を嘆願する 。
殺し屋は大金を受け取ってしまった為、身代わりに誰かを殺して偽装しようと考える。
その話を聞き、ジルダは愛する公爵の為に自分が身代わりに殺されることを進み出た。
リゴレットが瀕死の娘ジルダを抱き泣き叫ぶ (最後の場面)
涙。涙。涙。。。
「 ブラボー ! 」
観衆は皆総立ちで
拍手が鳴りやみませんでした♪♪♪
オペラってやっぱり いいですね!